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2006年11月11日 (土)

空色  ソラノイロ

早暁
ヒガシのソラが次第に明るくなり
すこしずつ 白んでゆき
すこしずつ 青く染まる
白から淡いクリームの混ざったコンポーズブルーへと
ヒガシの空が青に染まってゆく

振り返ると
夜をまだそこに残した空は
暗く沈んでいる
地平線から 天頂をとおりすぎ また 地平線へ
少しずつまじりあう 夜から朝へのグラデーション

冬の朝のソラノイロ

冷たく澄んだ空気が ソラを高く 遠くへと 突き上げる
手を伸ばしても届かない
低い雲とは対照的な 明るく 澄んだ スカイブルー

冬の昼のソラノイロ

太陽はソラを駆け足で通り過ぎ
その姿を早く隠そうとする
地平線から茜の色が滲み出し
ソラの青と混ざり合う
その中心にあるのは金色のヒカリ

茜が紅に変わるころ 夜の闇が気配をあらわす

冬の夕暮れのソラノイロ

ソラに煌く星の光も 細くとがった三日月のアカリも
冴え冴えと 冷たく 青白く輝く
その冷たいヒカリをすべて吸い込んでしまってさえ
冷たく深い 黒い闇のイロ

冬の夜のソラノイロ

木枯らしがつれてきて そのまま置き去りにしていった
雪を呼ぶ 鈍色の雲 
その雲がソラ一面を覆うとき 白い雪が無数の点を描く

冬の雪の日のソラノイロ

春の ソラノイロ
夏の ソラノイロ
秋の ソラノイロ

季節が巡るごとに
時間が過ぎるごとに
移ろい変わるソラノイロ

絵の具にある空色は ソラノイロを写してはいない

刹那の時さえ とどまらないソラノイロ

それはわたしのココロノイロに似て
それは貴方のココロノイロを写す

一瞬たりともとどまらず
その一瞬が すべて美しい

わたしのココロを写す ソラノイロ
ソラノイロを写す わたしのココロノイロ

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» 『空色 ソラノイロ』 裏話 [ きょうも・あしたも・あさっても]
さて、今日はオモテの『いつどこ』の裏話でも。 本当はココはそのために作ったはずなのに、全くその機能を果たしていなかった。 いまも果たしていないような気がするが、それはまあおいといて…w オモテで書くコトもわたし自身のコトバなので嘘を書いているつもりは全くない。わたしの中のkumahachiが、あのコトバを綴っていた。 『いつどこ』にいるkumahachiの最初の想いはすべて『貴方』へと向けられていた。直接貴方へのメッセージが送れないから、いつどこで解消していたのだ。 いとおしいと思... [続きを読む]

受信: 2006年11月12日 (日) 03時53分

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